この記事では主に、私が「町のWeb集客屋さん」を開業した背景や、その想いなどを綴っています。
またこの記事は、下記のような方に向けて書いたものです。
- 店舗や会社を経営している人
- 身の回りに経営者さんがいる人
- 個人事業主という活動に興味がある人
本題の「町のWeb集客屋さんを始めた理由」から読みたい方は、下記目次の「町のWeb集客屋さん、スタートのきっかけ」をタップしてご覧ください!
独立のきっかけと経歴
私がまだ大学生だった頃、学科主催のイベントなどを通じて、徳島で活躍する多くの経営者さんにお会いしました。
徳島の未来と従業員を想い、奮闘する経営者の方々を見て「自分もこんなかっこいい大人になりたい」そんな思いで上京を決意。1年目はベンチャー企業にて、目まぐるしい日々を過ごすこととなります。
東京での経験や実績
結論、東京で経験を積んだ職種は次の通りです。
- 転職エージェント
- 営業マン
- セラピスト
BtoB・BtoC両方での営業職、電話営業、訪問営業、飛び込み営業など、一通りの営業活動を経験しました。営業職が中心だったのは、やはり経営者になりたいという思いがあったからです。
セラピストはやり始めたのは、訪問型セラピストとしての独立を唐突に思いつき「まずはやってみよう」と飛び込んだのがきっかけです。
当時はとにかく独立するための手段を模索し、思いついたら行動する。これをひたすら繰り返していました。
行動力だけが自分の武器であるという自負と、ナゾの自信が大きな原動力になっていたように思います。
Web業界での独立
さまざまなトライ&エラーの末、辿り着いたのがWeb業界でした。
きっかけとなったのはアフィリエイトです。
アフィリエイトとは、成果報酬型のインターネット広告で、要するに「他者の商品やサービスを己の文章で売り、売った分だけ報酬をもらう仕事」です。
この仕事も「Webのスキルを身につけたら色々な場面で活かせそう」くらいの気持ちで飛び込みました。
当時はセラピストとして店頭に立っていたので、お客さんを揉みほぐし、帰ったらPCでひたすら記事を書く。これを繰り返していました。
そして執筆した記事が100を超えたころ、「これ文章で食っていけるんじゃね」という、これまた漠然とした自信から、個人事業主としての活動がスタートします。
Webライターとしての実績
参入障壁が低いといわれるWebライターですが、それだけで飯を食うとなると甘くはありません。
当時はすでにレッドオーシャン。仕事はそれなりにありましたがWebライターの母数が多く、仕事は常に奪い合いです。経験が浅いライターは高度な案件が取れないので、低単価の仕事をとにかくこなし続けるしかありません。
仕事は主に、ランサーズやクラウドワークスといった「”仕事を発注したい企業”と”仕事がほしい個人”を仲介するサイト」を使用して獲得していました。
ガムシャラに案件をこなし続け、気付けばそれぞれの媒体で全体の上位20%の人のみに与えられる「認定ランサー」「プロクラウドワーカー」という称号を獲得。クライアントさんに恵まれていたのが大きな要因だったと思います。
そしてタイピングの速度が音を置き去りにし始めた頃、ありがたいことに「うちのメディアで編集長をやってもらえないか」というお話を2つ同時にいただきました。
編集長の主な仕事は次の通りです。
- メディアに合ったライターの採用
- ライターの進捗管理や原稿のチェック
- メディア全体の数値確認と改善施策の提案
- 被リンク営業
- メディアへのAI導入
「AIの導入」などと偉そうに書いていますが、担当したのはプロンプト(指示書)の作成と、そのプロンプトをメディア運営にどう活かすかを考えたり、ライターさんに共有したりしただけです。
とはいえ、実務のうえでAIに触れた経験はかなり大きな収穫だったと思います。今となっては「AI抜きでの仕事はキツイ」というレベルです。
Web業界で担当した仕事
Web業界でWebライターや編集長のほかに担当した仕事は次の通りです。
- MEO対策
- リスティング広告の広告文作成
- ホームページ作成
- LP作成
- メルマガ作成
- SEOコンサル など
この中でいうとMEO対策が最も長く、数年のお付き合いになるお客さんもいます。あとはスポットで請け負うことが多く、まさに何でも屋さん状態でした。
MEO対策とは、Googleビジネスプロフィールを最適化するなどし、マップ上の検索順位を上げることです。
▼赤枠部分でお客さんの店舗が表示されるよう努める仕事

町のWeb集客屋さん、スタートのきっかけ
30歳という節目を迎える年(2025年)に徳島へと帰省し、それから3日後くらいの出来事です。
「うちの店やってくれへん?」と、唐突にお仕事の依頼を受けました。しかし当時は、知り合いから仕事を受けるのに否定的だったため、残念ながらお断りすることに。
しかしその後「これから徳島に住むなら、地元に根付いた活動をするのもいいかも」と思い直し、お仕事をお受けしました。
ご依頼いただいたのはMEO対策で、すでにお付き合いしている会社があるとのこと。ただ少し懐疑的な部分があり、私に相談してくれたそうです。
依頼中の先方(MEO業者)は都心にある立派な会社だったこともあり、内容に問題がなければ相談者さんにその旨を伝え、不安を払拭してあげる程度に留めよう。最初はそう思っていました。
MEO対策の実態
ふたを開けてみるとビックリ、相談者さんが依頼していたMEO業者のサービスの中身は空っぽで、ほとんど相談者さんが「お金を支払っているだけ」の状態だったのです。
これはいけないと思い、先方の仕事を巻き取る形で、私がMEO対策を引き継ぎました。
もちろん会社は売上を作ってなんぼですから、薄利多売的にお客さんを増やし、利益を確保する必要があるのも分かっています。しかし、中身のないサービスを提供して対価を得るのは間違っているし、あってはならないことだと思います。
ましてや知り合い、ひいては地元であるところの徳島の人が知らずにこういった被害を受けているのは見過ごせない。その思いが開業のきっかけでした。加えて、こうした実態がすでに蔓延していることも容易に推測できました。
健全かつ効果的な店舗経営の支援
東京に住んでいたころ、家の電球が切れて、いわゆる”町の電気屋さん”に行ったことがあります。
電気屋さんにいたのはおじいちゃんで、私が「電球が切れたんです」と言うと、2つ3つ同じタイプの電球をとり、それぞれの特徴や長所・短所を丁寧に説明してくれました。あの何とも言えない安心感と購入後の満足感は、今でも鮮明に覚えています。
前述した徳島の相談者さんとの出来事に立ち会った際、思い出したのがその電気屋さんだったのです。
▼こんな感じ

Web集客には、なんだか難しいイメージがあって、とっつきづらいと考える人も少なくありません。また専門的な知識も必要ですから「どの会社に依頼すればいいのか分からない」という人も多いと思います。
そうした中で、町の電気屋さんみたく、気軽に相談できる環境があれば役に立てるのではないか。そう思い立ち『町のWeb集客屋さん』を構想し始めました。
徳島で頑張っている店舗や企業が、健全かつ生産的に経営できるよう支援ができれば嬉しいな。そんな想いをもって開業しました。
これは余談なのですが、前述した大学のイベントで行ったプレゼン(経営者さんに向けて)の締めくくりで「数年後、あなたの会社に経営コンサルタントとしてお邪魔します!」などと偉そうにかましたのを思い出してエモくなったのと同時に、人生は自分の行きたいと思った方向にしか行かないのだと、改めて痛感しました。
まとめ|結局、何をするのか
私が直接的に支援したいと考えている業務は次の通りです。
- MEO対策(店舗ページの運営・管理)
- SEO対策
- ホームページ作成
- Webライティング全般
加えて、簡単なWeb集客上の相談事や、実施しようとしている施策の相談なども承ります。
たとえば「今お付き合いしている会社のサービス内容を見てほしい」「いま独学でやっている施策が正しいかを判断してほしい」などの相談が考えられるかと思います。
町のWeb集客屋さんの強み
町のWeb集客屋さんの強みは次4つです。
- 対面で相談できる
- 町の値段で対応できる
- MEO対策に付随した施策の提案
- 口コミを最大化しやすい
1つ目の強みは、対面で相談を受けられる点です。一見すると今の時代に逆行しているようですが、大きな強みであると考えています。
たとえば、MEO対策で必要となる「店舗の写真」「紹介文」等のコンテンツ、これは実際にお店へ行き、その場の雰囲気や客層を見ることで高品質なものが作成できます。また、現場でのやりとりや会話で集客のアイデアが浮かぶことも多々あります。
あとはシンプルに、お互いの信頼関係を作りやすいというのも利点です。Web上だけで繋がっている相手に対し、長期間の仕事を任せるというのは不安なものです。しかし、対面であればお互いしっかりとした信頼関係を築いていけます。
そしてあとは料金です。町のWeb集客屋さんのキャッチコピーは、
『対面で、町の値段で。』
です。つまり会社だと利益率を考慮するうえで実現が難しい値段でも、個人事業主の私なら提案できるかと思います。
もう一つ挙げている「口コミの最大化」は、MEO対策で最も重要な項目なのですが、こちらはご相談いただいた際にご説明させてください。対面ならではの強みを活かした施策を提案できるかと思います。
町のWeb集客屋さんができないこと
もちろんできないこともあります。
たとえば、Web集客の観点でいうと次のようなことはできません。
- 競合の多い業種(KW)での本格的なSEO対策
- 独自システムを使った分析や分析内容の提供
- システムの構築や本格的なHP作成
まず競合の多い業種でのSEO対策は、かなり長い時間をかけて記事を投下していくため、非常に多くの工数がかかります。町のWeb集客屋さんは、基本一人ベースで進める予定なので、どうしてもキャパオーバーになることが予想されます。
外部への発注も行いますが、せっかくご依頼いただいて私が主導で動けないのは本意でないため、しばらくの間はお断りすることになるかと思います。
また、企業が所有しているような独自システムは(今のところ)所有していません。たとえば、MEO対策の場合、他者との順位差やリーチ数などを独自システムで算出している企業があります。
しかし、Googleにはキーワードプランナー(KW選定の際に使用)や、インサイト機能(リーチ数やCV数の確認が可能)があるため、特に独自システムは必要ないと考えています。
ふらっと、まずはご相談ください
私は、町の電気屋さんのように、ふらっと立ち寄って相談ができるようなWeb集客屋さんを目指しています。
理想は、気取らず、気張らず、楽に相談でき、難しい言葉を使わない、そんなWeb集客屋さんです。魂を注ぐと決めています。
ご相談はこちらの公式LINEから、個別で利用いただけます。
もちろん相談は無料ですので、お気軽にご活用ください。特に相談事がなくてもOKです。以下の画像からも友だち追加可能です。

今回の記事は以上です。
最後までご覧いただき、
ありがとうございましたm(__)m

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